毎週日曜にお届けするこの連載では、音に関するちょっと変わった実験を通した、表現と科学の融合(?)によるエンタメを追求します。
皆さんは「寺内ヘンドリックス」というテレビ番組を知っていますか?深夜番組が元気だった1990年代にやっていたのですが、ギターに関するユニークな企画が満載で(番組名はもちろん「寺内タケシ」と「ジミ・ヘンドリックス」から)、一部でカルト的…なんかゴー宣道場でこの表現を使うと違う意味に聞こえそうですが(笑)、深い人気を集めていました。
その番組中に、様々なギタリストが「君が代」を演奏するというコーナーがあり(これは、ジミ・ヘンドリックスが伝説のウッドストック・フェスティバルでアメリカ国歌「星条旗よ永遠なれ」を演奏した事へのオマージュ)、当時高校生だった私も、色々なバージョンの君が代を弾いて遊んでいました。
今回は実験的な試みとして、最近凝っている「ギター・シンセサイザー」を使って演奏してみました(この楽器については改めて詳しく)
ちょっと大自然と一体化しそうなニューエイジ風サウンドにしたので、男系男子固執してる何かの団体から間違って演奏依頼が来たらどうしよう…まあ、ギャラ次第で魂を…(こら!)
今後も、音楽、音響の両面から色々遊んで行きますので、どうぞお楽しみに!